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「10式戦車」とは、
日本の陸上自衛隊が運用する第4世代の戦車です。
世界の主流は、3.5世代戦車となっています。
本当は、この「10式戦車」をアメリカに売りたいところですが、
アメリカ国防総省は、プライドが高いので、採用しないでしょう。
そこで、将来的には、スイスに売り込むということを考えるべきです。
かつて、スイスは、戦車を生産していましたが、
戦車の開発には巨額の経費がかかるので、中止されたのです。
日本とスイスでは、戦争の可能性はゼロですから、
日本の戦車を売り込むには、最適の国でしょう。
いずれにせよ、巨額の開発費を回収するためには、
商売相手が日本の防衛省では不足です。
日本の戦車を買ってくれる国を探す必要があります。
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時事通信社のニュースサイトでは、
陸上自衛隊の最新鋭戦車「10式」の記事がありました。
「10式戦車 2011年度から部隊配備」
「1996年から開発が進められていた
陸上自衛隊の新型主力戦車『10式』が完成し、
2011年度から部隊配備が始まった」とあります。
この戦車の特徴は、重量が44トンということにあります。
現在の主力戦車「90式」は、約50トンもありますので、
「10式」は、1割以上の軽量化に成功しました。
この重量ならば、
戦車トランスポーター「73式特大型セミトレーラ」で
運搬することができます。
また、重量的には、国道も高速道路も傷めないので、
「10式」を国内において機動的に運用できるでしょう。
(「90式」は、あまりにも重すぎて、
事実上の「北海道限定」になっていました。
最近、地域限定の食品がありますが、戦車まで地域限定とは・・・・・)
さらに、「10式」は、車体サイズも小さくなり、
移動も容易になった分、緊急時の展開能力も高くなりました。
こうした小型化・軽量化によって、
市街地でも高い機動力が発揮できるようになりました。
また、この新型戦車には、「C4I」システムを搭載しました。
これは、「自車のセンサー類で観測したデータと
他の車両や部隊から送られてくるデータを統合・共有し、
敵の状況を的確に判断できるシステム」です。
自衛隊では、この「10式戦車」を、
第4世代戦車と位置づけています。
(世界の主流は、3.5世代戦車となっています)